◇ 開運の秘訣について書いてみようかと思いますが、とりたてて難しいことを言うわけではなく、当たり前のことが当たり前にできたら、開運は自然に伴ってくるものです。
もし、自分は不幸で開運にはほど遠いと感じられている方は、本来の人間のあるべき生き方に戻されましたら、必ず、開運の女神のほうがあなたにすり寄ってきます。
◇ 財官(お金とか名誉)が生まれながらに身に備わっている人は、自分はもうお金がいらないからといって、お金から時速100キロメートルの速さで逃げようとしても、お金のほうが時速200キロメートルで追っかけてきて、どうぞご主人様、このお金を受け取ってくださいと、うるさいほど言ってくるものです。一方、財官が身に備わっていない人は、いくらベンツの車に乗って、時速200キロメートルで、お金を追っかけても、お金のほうが時速400キロメートルのスピードで逃げていきます。
◇ 開運というのも、開運に従うような生き方や考え方ができますと、大黒様をはじめ七福神があなたのほうに寄ってきて祝福してくれるものです。
◇ ここでの開運の方法は、日常生活で誰でも実際にできる開運十訓(人の信頼を得たり、名誉を得ることを中心)について説明します。
(1)会社や企業では、よく、仕事を円滑に進めるために、青い報連相(ほうれんそう)を心がけと言いますが、上司への報告、連絡、相談は青いうちにしておく必要があり、熟してからではもう遅い。
(2)周囲との調和を心がけ、人の意見を十分拝聴して、独断でことを運ばないこと。(聖徳太子はあの17条憲法で、「和をもって貴しとなし」と言っています。)
(3)お金や時間を無駄にしないこと。(とくに朝の時間を大切にして、20分でも読書の時間にあてて継続すれば、死ぬまでに何冊の本が読めるでしょうか。)
(4)現在の収入に不足を言わず、自分の与えられた仕事に精を出すこと。(既にあなたに与えられている健康に感謝する気持ちがないような人は、女神は離れていきます。)
(5)一般勤務者の場合には、何かあるごとに酒宴がありますが、酒席で乱れたり、あられもないことを口走らないこと。
(6)会社では、直属の上司以外の上司にあまり親しげに近づかないこと。(直属の上司に不信感をもたれます)
(7)何でも仕事優先を心がけ、嫌なことでも迷惑顔をせず、進んで引き受けること。
(8)お金やモノの取引などは、明確にして、いわれのない金品はむやみに受け取らないこと。
(9)上司の命には素直に従い、かつ、実行すること。
(10)上司や部下の悪い面を見ず、良い面だけを見て、ほめるようにすること。(他人の欠点だけは、だれでもすぐに見つけますが、他人の良い面はなかなか見ようとしません。これだけは努力して良い面だけを見るよう訓練する必要があります。)
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