◇ 陰陽論でいきますと、左は陽を象徴し、右は陰を象徴しています。
◇ このため、男性が左側に立ち、女性が右側に並んで歩くのが自然のありようで、女性の左手が男性の右腕に回るようになるかと思います。
◇ 男女のあり方というのは、人間が法律で決めたものではないため、一般のカップルですと、誰かが指図しなくても、自然にそのような歩き方になるのが普通です。
◇ 天地自然に則った歩き方をしますと、大体は、夫唱婦随の夫婦生活になりますが、もし、男性が右で女性が左に並んで歩くようなカップルですと、婦唱夫随で女性上位の家庭を築かれるのではないでしょうか。機会があれば、街に出られたときに、よく観察してみられてはどうでしょうか。さて、あなたはどうでしょう。
◇ レストランやホテルなんかに行きますと、お客さんが入れるトイレがあると思いますが、本来なら男性用のトイレが左側(向かって右)で、女性用のトイレが右側(向かって左)にあるのが、正しい配置ではないかと考えます。あなたの会社のトイレはどのように配置されていますか。
◇ 左と右に関しては、酒宴で座る席順を決める場合にも、今でも応用されているのをご存知ですか。
◇ 中国では「君主は南面に座す」という言葉があります。君主が北を背にして南向きに座りますと、左側は東になり日が昇る方角です。君主の右側は西になり、日が没する方角となります。
このため、君主の次に偉い人が左側に座り、その次の人が右側に座るのが常道です。
◇ したがって、会社の宴席などでは、社長が上座の真ん中に座りますと、社長の左側(向かって右)に部長、右側(向かって左)に課長、というような順番になろうかと思います。
あなたの会社はどうですか。これを知っていれば、お酒の席の並び順に迷うことはありませんので、大いに活用してください。
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