「占い」と「男と女の恋愛心理学」のブログ: 市川海老蔵（３２）と小林麻央（２８）の挙式・披露宴

◇ ２０１０年７月２９日、市川海老蔵（３２）と小林麻央（２８）の挙式・披露宴がありましたね。

◇　二人の関係を検証してみましょう。
西暦１９７７年１２月６日生まれ
　市川海老蔵さん　
年柱　丁巳丙　比肩　劫財　帝旺　空亡
月柱　辛亥壬　偏財　正官　胎
日柱　丁酉辛　－－　偏財　長生
　※空亡は辰巳で、年支が空亡

西暦１９８２年７月２１日生まれ
　小林麻央さん
年柱　壬戌戊　印綬　正財　墓
月柱　丁未己　食神　偏財　養
日柱　乙巳庚　－－　正官　沐浴
　※空亡は寅卯で、命式に空亡なし

【市川海老蔵さんの命式の解説】
◇　刑冲会合は、年支の巳が空亡、年月の巳亥が七冲しています。

◇　財官双備格といっても良い命式ですが、なにぶん巳亥の冲はさして気にかけることはありませんが、巳の空亡は痛いですね。
　何となれば、この命式は、三柱で見る限りでは、やや身弱になりますが、もし、巳が空亡していなければ、年柱に比肩と劫財が透干し、日干のエネルギーの補強になり、その上、十二運が帝旺ですから、非常に申し分のない命式に変化します。

◇　そうは言いましても、さすが歌舞伎の名門の生れだけあって正官格の良い命式です。

◇　月支正官格は、祖先に規制される生まれということで、何かと家の格式などにこだわることが多く、性格も誠実几帳面で、体面とかプライドを重んじる人となります。

◇　四柱推命学では、賢愚美醜は判断できないとはしますが、このようなきれいな財官双備格であれば、だいたいは、顔立ちのハッキリした美形の人が多い傾向があるようです。

◇　ここで、年支巳の空亡と年月の巳亥の七冲をどう見るのかという疑問があります。
・　年月の七冲は、若いころは父と意見が合わず祖業不継承という意味があるため、何かと父とは反発関係にあったと言えるでしょう。
・　聞くところによりますと、父・團十郎さんとは海外公演などで一緒に舞台にあがると、演出のことでもめることがよくあるなどして、家庭内の空気はよくなかったようですね。

◇　本来なら、祖業不継承で家業の歌舞伎は継承しないということもいえますが、この人の場合には、なにぶん強い偏財から生じ助けられた正官が格にしっかりおさまっているので、いくら、この人が歌舞伎から逃げよう逃げようとしても、「祖先からしっかり芸を継げよ」と申し渡されたような宿命が感じられます。

◇　もう一つ考えられるのは、若い年代での祖業不継承は、歌舞伎だけでなく、いろいろなことを学ぶために、歌舞伎以外の分野にも幅広く手を出すようなことも考えられます。
　大河ドラマで「宮本武蔵」を演じたことなども、その類かもしれませんね。

◇　なお、日支の偏財は月上に透出して強いため、人間関係の幅広い交流だけでなく、趣味や芸能・芸術関係など多方面にわたって興味を持つことも多く、いずれは新しい趣向を凝らした現代風の新歌舞伎が登場するかもしれませんね。

【市川海老蔵さんの女性関係】
◇　この人の女性遍歴もなかなかすごいものですね。
・　2005年12月女優の米倉涼子との交際が破局。
・　2007年3月9日タレントの佐藤江梨子と3ヶ月の交際の末、破局。
・　2007年4月5日高岡早紀との、都内桜の名所での『手つなぎデート』を、「女性自身」が報じる。
・　2007年7月9日同年4月から交際していた元テレビ朝日社員と、2カ月で破局していたことが判明。

◇　四柱推命学ではどのように出ているのか検証。
◇ 日支に偏財があり月上に偏財が透出していますので、この偏財は一個あって強いと見、また、日支は配偶者の宮でもありますので、非常にしっかりした女性に縁が厚いと考えられます。
　それと、正財が交集していないことと、大運でも生涯正財がめぐってきませんので、結婚後は、まず、家庭は安定していると判断します。
　ただ、これはあくまで生時が不明で解釈していますので、もし、生時に正財があるようであれば、話は別です。

◇　大体、偏財が主要な箇所にあれば、偏財は昔から、女性を愛するか、酒を愛するか、あるいは花を愛でる人といわれているように、生来、女性好きであるので、これからも女性と楽しく食事をしたり談話をしたり、あるいはちょっとつまみ食い程度のことはあるでしょうが、家庭を崩壊するような浮気に発展することはないと判断します。
　なお、偏財の女性好きは色好みとはちょっとニュアンスが違い、色好みということなら、食神とか傷官が太過気味の命式ということになるでしょう。

【小林麻央さんの命式の解説】
　
◇　刑冲会合は、月上と年上が丁壬干合しています。

◇　この女性も身弱の財官双備格ですが、日干を生じる印綬が干合してエネルギーが半減しているのが残念ですね。

【配偶者関係】

◇　日支に配偶者の因子である正官がただひとつあり、それを月支の偏財が生じ助けて財官ともに強くなっており、女性としては理想的な命式で、一般的には玉の輿に乗ることのできる命式です。

◇　参考までに説明しますと、女性の命式は、日干が中、もしくは中よりやや弱く、財官がしっかりしているのが良く、それから言えば、この命式は理想的な形です。

◇　市川さんも小林麻央さんも、理想的な配偶者縁で、お互いがなくてはならない存在となっており、素晴らしいカップルです。

婚活関連サイト