2010年7月8日木曜日

占いで当たるとは、どういうこと?

◇ よく、「あの占い師は、恋愛や運勢のことなら9割程度は当たっている」などと、世間で騒がれることがありますが、当たるということについて、もっと深く突き詰めていくと、いろいろな哲学的な問題を含んでいます。

◇ 本来、「当たっている」とか、「当たらない」は個人の意識とか認識によるところが大きく、他人が口を差し挟む余地はないわけですが、ここでは、本筋に立ち戻って、「事実」と「思い当たるフシ」に分けて考えてみましょう。

★ 事実に関すること(普段にない特別な出来事)
 ① 配偶者が亡くなった。
 ② 上司との意見の違いで転職、あるいは退職した。
 ③ 宝くじが当たり、大金を手に入れた。
 ④ 逮捕されるとか、告訴されることがあった。
 ⑤ 交通事故にあって大怪我するとか、体調が悪く長期の入院をした。
 ⑥ 結婚したとか、子供ができた。 
 など。

★ 思い当たるフシ(誰しも毎日感じているもの)
 ① 今日は気分がすぐれず、仕事にも熱がはいらない。
 ② 仕事上で行き違いや手違いがあり、順調に進まなかった。
 ③ ツキがなく、パチンコや競輪競馬に勝負運がなかった。
 ④ 会社や家庭でモメゴトが多く、いやになった。
 ⑤ 体調が悪く、身体や目の疲れがとれなかった。

◇ 「事実」と「思い当たるフシ」について、お分かりのように、「思い当たるフシ」については、あなたのそばにいる人に、適当にこの項目を全部言いますと、ほとんどの人に当たっているのではないでしょうか。
◇ 人間は、感情の動物ですから、一日中、気分の爽快な人などいるはずがなく、一日のうちには、誰しも気分を害することがあるのは、当たり前であります。ギャンブルに負けたと言っても、勝つほうが難しく、負けるほうが当たり前なのです。また、会社でも家庭でも、モメゴトの多いのが普通の状態です。

◇ 「事実」については、平常にない特別なことであって、自分の認識だけではなく、他人からもハッキリ認識できるものです。

◇ したがって、「当たる」というのは、この事実を言い当てたときに、「当たった」と言うべきでしょう。

◇ みなさまがたも、このようなトリック的なまやかしに騙されないように留意してくださいよ。(占い師からの忠告)


 

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