働くのが辛い!
会社なんて辞めてしまいたい!
この不況下では、そんな声がちらほら聞こえてきますが、本当に辛いのなら辞めればいい。
いくら不況下とはいえ、仕事を選ばなければ、食べていくことぐらいはできるでしょうが、多くの人は「そんなに簡単に辞めれるんだったら、苦労なんかしないよ」と、自分で自分を縛っているために、理不尽に思えることや上司や同僚の嫌がらせなどにも耐えているのです。
働くのが嫌いな人は、仕事ではなく人間関係で心がクタクタになっているのではないですか。
働くとは、「人が動いて、ハタをラクにする」という意味があるのに、社長以下全員が汗だくになって働いているのに誰も少しもラクにならないのは何故でしょう。
それは、自分や家族や社会のために働いているつもりでも、実際には、「生産効率」とか「利益率」とか、そういうものを上げるために働かされているからです。
まだ体力や気力の十分残っているうちに定年退職になりますと、働きたく仕方がなくなると言います。
あなただって、「生活費のお金は心配いらないから毎日遊んで暮していいよ」と、言われても、最初の1ヶ月ぐらいは楽しいかもしれませんが、何十年もそういう生活ができるでしょうか。
まして、「一生働かなくていいよ」といわれたら、ゾッとしますね。
知的障害で養護施設にいる人たちの楽しみは、働くことだと言います。彼らは自分たちが社会の役に少しでも立っていることが一番嬉しいということです。
人間は人の幸せのため、また、社会の幸せのために働くことが、本来の天からの使命であります。
あなたは会社に雇われていると思いこんでいますが、実はそうではありません。
あなたを雇っているのは天であり、あなたは天からの派遣スタッフとして今の会社に籍をおいているのですよ。
給料も会社からではなく、天から頂いているのです。
会社はあなたの銀行口座なのです。
あなたを含め、部長も役員も社長も、みな天からの雇われスタッフであり、オーナー社長といっても、天からその会社の経営を任されているだけです。
そうして、すべての会社はみんなの幸せのために存在し、動いていくべきなのです。
すべての人は、天の公務を行なう真の公務員とも言えるでしょう。
働くことに意義を見つけるとは、自分が天から派遣された社員であることを知ることであります。
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