自分の不運や不幸は生活習慣病

あなたの知り合いにもこういうボヤキをしている人はいませんか。

　「今日はパチンコにいくらつぎ込んでも、ツキが回ってこなかったなあ」

　「今日は、スピード違反で捕まったよ、ついてないなあ」

　「今日は大事な会議があってその進行役なのに、下痢で出席できなくなったよ」

　などと、口ぐせになっている人がいるものです。

このように、いつもここ一番というところで問題が発生している人は、運が悪いのではなく、自分の生活習慣に問題があることをはっきりと自覚する必要があります。

よく言い訳で、「いつもはうまくいっているのに、今日に限って失敗したりミスをしてしまう」と嘆いている人がいますが、それは今日に限ったことではなく、自分の普段からの注意のなさが災いしただけなのです。

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そういう運の悪さは氷山の一角で、普段からチェックが甘いし、忘れ物だってちょこちょこしているし、大事な会議の前日でも飲みに行ってカラオケ三昧みたいな生活をしているから、体調を崩すのです。
ギャンブルなどは、負けるのが普通なのに、勝てると思って懲りずに通ったりするのです。

要は自己管理が少しもできていないのです。

昔は成人病といわれて、現在は生活習慣病ということで、糖尿病・脂質異常症・高血圧・高尿酸血症などは、生活習慣が大きな発症の原因になっているそうですが、あなたの身の上に起こる不運や不幸も生活習慣が深く関与しているのです。

不運や不幸の運勢の方向性は、あなたが意識して生活習慣の方向転換をしない限り、物理学で言うところの「慣性の法則」のように、一定方向に向かって勝手に進んでいこうとする力が働きますので、いつまでも不運や不幸が付きまとってしまうのです。

ですから、不運や不幸が身についている人は、今からでも遅くはありませんので、早く生活習慣の軌道修正をしましょう。

悪い生活習慣が身についていると、のちのち「ついてない」のひと言では済まされないような重大ミスを生む可能性がありますし、クルマにでも乗っていれば、駐車違反どころではない人身事故だって起こしかねません。

一方、成功する人は、たった１回のミスで自分の悪いクセに気づくことができ、これまでの生活を見直すのです。そして、気づけたことこそ、「ついている」と考え、そのチャンスに自分を見直し、失敗の芽をくまなく摘み取ってしまうのです。

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