2015年4月17日金曜日

おひとりさまは親の世話がまわってくる




昔からリッチなおひとりさまは「独身貴族」といわれたように、一生を独身で過ごすシングルライフの人たちは、夫や子どもの扶養親族はいないし、金銭的にも余裕のある生活ができましたが、現在では、そうとばかり言っていられない事情も発生しています。

「人」という漢字が表しているように、人はお互いに寄り添ってしか生きられない宿命があるのです。

若くして元気なあいだは、ひとりで食事やトイレもできるし映画館にも気兼ねなく行け、すべて自分ひとりの力で生きているような気になっていますが、何かの機会に、病気や事故、あるいは2011年の3月に起きた東日本大震災のような大災害に見舞われたらどうでしょう。


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そんなとき、ひとりぼっちの人は、人間はひとりでは生きていけない生き物であることを痛感するのではないでしょうか。

病気になったとき、損得無しに心配してくれるのは家族だけが心配し、あなたの世話を誰かがしてくれるでしょう。

あるいは、家庭生活を支えていた父親が倒れれば、母親がパートに出て支えようとし、母親が倒れたら、子どもが働いて頑張りるでしょう。

このように家族みんなで支えあい助け合ってきたのが、日本の福祉の原点であり、かつ日本人の美徳であったわけです。
それが現在では、シングルの場合、その家族は年老いた両親だけということになる可能性があります。


なぜなら、あなたに兄弟がたくさんいれば別ですが、普通の家庭の場合、親の介護や世話は、どうしても気軽なシングルのあなたにまわってくるものです。

同じような事情をかかえたシングルの友だちを見れば、自然と想像できるでしょう。

昔は、長男の嫁が親の面倒を見るというのが常識的な考え方でしたが、今は、他人の嫁さんではなく、実の娘さんがみる傾向にあります。

そうなりますと、あなたは身内のなかで最もリッチにのんびりと暮らしているということで、あなたに白羽の矢が突き刺さってしまうのです。

ですから、老いた親が生きているとすれば、あなたが親に助けられるのではなく、あなたが親の面倒を最後まで看ざるを得なくなり、そして、葬式も出さざるを得ないということです。


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