心より
心を得んと 心得て
心に迷う 心なるかな
【歌の意味】
心から改悛して、これからは良い心がけでやっていこうと自分の心に誓ったのに、いつのまにやら、そのことすら忘れ、元の木阿弥の醜い心が頭をもたげてきていることよ。
人間はいつも日ごろの行動にあやまちはなかったか、あるいは他人に対し自分の気がつかないあいだに迷惑をかけているのではないかと、毎日反省しながら生きたいと願いながら、なかなかそれもできないのが世の常であります。
聖人ですら、「日に三度顧みる」と言われているのだから、本来、我々凡人は日に10回程度は顧みて反省しなければならないのかもしれませんね。
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