2014年12月4日木曜日

陰極に陽あり、陽極に陰あり・・・奥の深い陰陽学



左図のようなマークを見られたことがあるかも知れませんが、これは太極図といって、太極のなかに陰陽が生じた様子が描かれています。

白黒の勾玉を組み合わせたような意匠となっており、黒色は陰を表し右側で下降する気を意味し、白色は陽を表し左側で上昇する気を意味しています。


「陰が極まれば、陽に変じ、陽が極まれば陰に変ず」と言われるように、陰の中央には白色の点があって陰中の陽を示し、陽の中央の黒色の点があって陽中の陰を示しています。


これをもう少し、身近な例で言いますと、「水」は陰の極を象徴しており、陰極は必ず陽転しますので、陰の極には必ず陽の「火」が秘められています。澄んだ水は、どんなに深さがあろうとも、どこまでも透明感がありますが、これは陰の水の中に、陽の明るさが秘められているからです。


「火」は陽の極を象徴しており、やはり陽極は陰転しますので、陽の極には必ず水の陰が秘められているのです。


それが証拠に小はマッチ棒につけた火から大にしては太陽に至るまで、火の中心は温度が低く暗くなっている部分があるのです。太陽で言えば黒点があるように、すべての火は中心が黒くなって温度が低いのです。これは「火」の中に「水」の陰を含んでいるからです。
ですから、人間の陰である女性、陽である男性にも、このことは当てはまるのです。

女性の体は柔らかく柔軟性に富んでおり、男性の体とは根本的に違いますが、その柔らかさは「水」の特質であります。ただ、水の中にも陽の火が秘められているため、いざというときには一般の男では適わないような大胆さがあるのです。


卑近な例では、ものすごく清楚な感じの女性でも、いざベッドインしたときには、恋人もびっくりするぐらいの大胆なポーズをとることがありますが、これなども陰の中の陽が発揮されたときです。あるいは男と女が心中したようなときには、女は思い切りよく死ぬ覚悟を決めますが、男は最後の土壇場で弱音が出て死に切れず生き残ったりするものです。

男というのは、ふだんは強気で突っ張っていても、何か火急の事件が起きたようなときには、しり込みすることが多いのです。
これなどは陽の中に陰の消極性、受動性を秘めているからなのです。

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