いまは亡きお笑い界のある大物は、ある人とはじめてあった時に、いきなり「ボクの母親は売春やどのおかみだった」といったといいます。
ほんとうはそうではなかったらしいが、ここでは真偽を問題にしているわけではありません。
ふつうの人の感覚では、母親が売春宿のおかみだったことは、積極的に口外しないはず。
ところがそのお笑い芸人は、それを積極的にさらして、人と人との付き合い、やり取りの主導権を握ろうとしたようです。
この例に限らず、テクニックとしてハッタリをきかせる人は、けっしてめずらしくありません。



たとえば、大学に入学したての頃、友達として知り合った相手に、「ボクの父は事業に行き詰った挙句に、取り込み詐欺をして服役中なんだよ」と打ち明けると、相手はそういう身内の問題を打ち明けてくれたと感激するか、恐れを抱くかのどちらかだろう。
いずれにせよ、相手は一目置いてくれるので、その後の付き合いにおいて優位に立てるだろう。
コンプレックスやマイナス面もそうですが、隠そうとせず、どんどんだしていったほうがいい。
マイナス転じて人間関係で優位に立ったり、友達を作ったりするうえで、武器に使えるからです。
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