結婚は感性を磨いて「エイヤッ」でするもの・・・恋愛の美学

世の中には、相手と３回程度デートをしただけで、結婚を決めてしまう人がいるかと思えば、３年も５年もつき合って、熟慮に熟慮を重ねた末に決断して、１ヶ月で離婚になるようなカップルがいます。

結婚するかしないかの境目は、ひと言で言えば、一種の「はずみ」なのかもしれませんが、「エイヤッ」で結婚したからといって、結婚の不安要素になることなどありません。

そもそも結婚の決断など、長い時間をかけて考えれば必ず正解が見つかるというものではありません。また、相手選びの正解を世界で一つというものでもないでしょう。数学の問題とは違うのです。

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もし、数学の問題を解くように結婚相手を探していたら、世界中の異性すべてと結婚生活を送ってみなければ正解は見つからないことになります。

結婚は、このような「はずみ」と「エイヤッ」の後押しがなければできないでしょう。

また、別の考え方をすれば、自分が選んだ結婚が正解か不正解かのほとんどの部分は、結婚後の二人の生き方にかかっているともいえます。

でも、それ以前に二人の考え方とか、嗜好、あるいは教養のレベルなどが違っていたら、結婚してからの努力だけでは補えないものがあります。

そうならないためには、異性を見る感性を磨いておく必要があります。

そういう感性に裏打ちされた「エイヤッ」なら、失敗することは少ないのですが、そういう感性が磨かれないまま、いくら熟慮の末に結婚しても、失敗の確率は高いのです。

感性を磨くためには、女性なら、恋愛経験をいろいろと経験する中で、次のことをポイントに男性を見る目を養うのです。

★ 彼が女性を大切にするかどうかで、あなただけ大切にするような男は失格。

★ 交際中に彼の言動に気をつけて、浮気性かどうかを探ってみる。

★ 将来の生活設計をしっかり立てることのできる彼かどうか。

★ 生活の安定のためには、一つの仕事に集中して打ち込めるタイプかどうか。

これらを見抜く感性を日ごろから養っていたら、結婚という大事な決断のときにも、たとえ「エイヤッ」で決めてしまっても、そう間違った答えにはならないはずです。

人間は、理性や理屈で、自分にとっての人間の善悪など分かるはずはなく、日ごろから人を見る目を鍛えている人間にだけ、天からのインスピレーションで啓示してくれるのです。それに従えば、まずは間違いないのです。

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