2015年3月20日金曜日

女にとって男の罪に時効はない




恋愛中の女性、あるいは結婚している女性であっても、ちょっとしたケンカがきっかけで、よく昔の話を持ち出しては、男を責める材料にする人がいます。男にとっては、一瞬、「どうして5年前のことが今になって?」とか「そもそも何のことだか記憶にないよ」ということで、実際に、うろたえてしまうことがありますが、実のところ、あまり覚えていないというのが実情でしょう。

これは、男と女の陰陽の本質から来ているように思います。

男は理性的にモノゴトを考えるため、過去のすべての出来事に並列的に脳にインプットされているため、過去の出来事になるほど、アウトプットしにくいです。

一方、女性は感情で生きている動物ですので、女性の喜怒哀楽がピークに達したときに、そのワンシーンが強烈な記憶となって、脳にインプットされているのです。


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つまり、デジカメでそのときの情景がパチッと撮られ、それが脳に保存されており、いつでも取り出し可能で待機しているのです。

ですから、恋人と楽しく会話しているようなときに、うっかり怒らすようなことを言いますと、以前と同じような状況が浮かび、過去の記憶が鮮明によみがえるのです。


いずれにしても、女性が過去の記憶を取り戻したときに、男はいったいどうすればいいのか。間違いなくいえることは、そのときはじっと耐えて、いたずらに反論したり、否定してはダメです。

「そういえば、そんなことがあったけ」「たしかにオレが悪かった」と相手の主張にうなずきながら、すべてを認めることです。

「そんなこといちいち覚えてないよ」「あのときは、こうだったんじゃないの?」という言葉は厳禁です。いくらかでも疑問や否定のニュアンスがあると、火に油を注ぐ結果になりかねませんので、たとえ相手が白を黒といっても、そのときは黙って黒だと認めることです。

女性の脳には、はっきりと写真のネガが残っていますので、そのネガが間違いだといっても、女性の前では通らないのです。

そんなとき、男性はよき理解者を演じて、「たしかにあのときはオレが悪かった」と素直に認めることです。

女性は過去のできごとを写真にとって脳にインプットしており、その時の写真が間違って写されていても、女性の脳は訂正する手段を持っていないのです。


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