2014年12月23日火曜日

『世は海よ 身は浮き舟よ 心をば 舵とぞ思い 心して漕げ』・・古歌に学ぼう



世は海よ
   身は浮き舟よ 心をば
        舵とぞ思い 心して漕げ


【歌の意味】
この世の中を例えて言うなら、世間は海で、自分はちっちゃな小舟みたいなものだから、心にしっかり目標を定めて、心を舵と思って自分の信じる道を行きなさいという意味です。

この世は海にたとえることが出来、そしてこの体はよく小舟にたとえられます。

そうであるならば、失敗や間違いのない処世を行おうとするなら、舵取りを上手にするしか方法がありません。

 ☆ あなたの心がこの場合の舵であります。

 ☆ 人生を航海にたとえたり、世を渡るとして世渡りという言葉

   もここから出ています。

 ☆ つまり、人間はこの世の中の小舟でしかなく、頼りとするの

   は自分という漕ぎ手(肉体)と漕ぎ手の考え(心)だ
   けで、人生という航海が無事に目的地にたどり着けるの
   か、あるいは途中で難波して遭難してしまうのかが決まり
   ます。

 ☆ 成功するも、しないも、あなたが考えて行った結果で、すべ

   てが決まりますので、他人のせいにするものなど何もありま
   せん。

 ☆ 新しく気持ちを入れ替えた今、あなたの小舟で、人生の新

   たな航海に乗り出して下さい。

 ☆ 来年の幸運があなたに舞い降りますことを心から応援致

  します 先人が残した古歌や辞世の歌から人間の生き方を学ぼう

 
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