世は海よ
身は浮き舟よ 心をば
舵とぞ思い 心して漕げ
【歌の意味】
この世の中を例えて言うなら、世間は海で、自分はちっちゃな小舟みたいなものだから、心にしっかり目標を定めて、心を舵と思って自分の信じる道を行きなさいという意味です。
この世は海にたとえることが出来、そしてこの体はよく小舟にたとえられます。
そうであるならば、失敗や間違いのない処世を行おうとするなら、舵取りを上手にするしか方法がありません。
☆ あなたの心がこの場合の舵であります。
☆ 人生を航海にたとえたり、世を渡るとして世渡りという言葉
もここから出ています。
☆ つまり、人間はこの世の中の小舟でしかなく、頼りとするの
は自分という漕ぎ手(肉体)と漕ぎ手の考え(心)だ
けで、人生という航海が無事に目的地にたどり着けるの
か、あるいは途中で難波して遭難してしまうのかが決まり
ます。
☆ 成功するも、しないも、あなたが考えて行った結果で、すべ
てが決まりますので、他人のせいにするものなど何もありま
せん。
☆ 新しく気持ちを入れ替えた今、あなたの小舟で、人生の新
たな航海に乗り出して下さい。
☆ 来年の幸運があなたに舞い降りますことを心から応援致
します。⇒ 先人が残した古歌や辞世の歌から人間の生き方を学ぼう
幸せシリーズ