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2015年1月26日月曜日
正しい夫婦関係は陰陽(いんよう)の道
正しい夫婦関係の基本となる陰陽の道とは、夫婦互いの心が、まず交歓して、夫婦一体の気持ちになることです。
お互いに何を話しても、理解がされず、夫婦互いの心が交わらないとしたら、いくら肉体の交わりが盛んであっても、夫婦の本当の意味での交わりがあるとは言えません。
精神的に夫婦が仲良く交わるためには、夫は会社で勤務し、妻は家庭の家事だけをする、というように全く別々の種類の仕事を分担して働いているだけでは、お互いの精神は全然別方向を向いていて、とても精神の交流などできるはずはありません。
これには、夫婦がお互いに趣味などに共通点を持つことが大切です。
夫が会社から帰ってきた後、妻は同じ仕事や同じ趣味について語り合うことができなければならないし、外出するにしても、夫婦同伴で同じ興味のあるところへ出かけたいものです。
新婚当時は、どこへ外出するにしても、夫婦同伴であったものが、しばらくすると、夫だけがひとりで外出するようになり、妻も妻で、買い物などにひとりで勝手に外出するようになります。
夫から見ますと、何が原因かと言えば、妻に魅力を感じなくなったからであり、妻に新鮮さとか興味を引くものがなくなったからです。
なぜ、興味を引かなくなったかと言えば、妻が精神的に進歩していないからです。
男は、日々、会社の仕事や人間関係にもまれて、精神的に向上しているのに妻が夫の進歩についてこれなくなり、そこに精神的ギャップが生まれてきたからです。
男と女が一つ屋根の下で暮らし、お互いに精神の交流を深め、社会に役立つ夫婦になるためには、女性のほうが、常に新しいもの(お茶とか生け花、あるいは政治的なことなど)に興味を持ち、それを追究してプロになるぐらいの気持ちを持っておくことが大切です。
そうしないと、男は嫌でも進歩せざるを得ないのに、妻のほうが精神的に取り残されてしまうからです。
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