2015年1月29日木曜日

人知らぬ 心に恥じよ 羞じてこそ ついには恥じなき 身にはなるらめ



人知らぬ
   心に恥じよ 羞じてこそ
      ついには恥じなき 身にはなるらめ


【歌の意味】

他人にはわからなくても、自分で恥は知っているから、いつも、自分の心の底に恥の意識を持ちなさいという趣旨です。


人間は、だれしも判断基準とか価値基準を持っているから、自分の行動や考え方に恥の基準を設定しているものであります。

ですから、あとは、自分が定めた恥の基準に従って、恥のない生活を心がければ、人に後ろ指を指されることはないし、自分の良心に恥じることもありません。

恥じの目安としては

 ① 一定の人格を保っている。

 ② 食事の作法が普通である。

 ③ 身辺が常に清潔である。

 ④ 性行動が公序良俗に反しない。

 ⑤ 言語が使い方が正しい。

 ⑥ 仕事に対する熱意がある。

 ⑦ 対人関係が普通にできる。

 など。



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