2014年12月31日水曜日

『火の車 作る大工は あらねども 己が作りて 己が乗り行く 』



火の車
  作る大工は あらねども
     己が作りて 己が乗り行く


【歌の意味】
だれしも台所が火の車と言われるような、生活に困窮した生き方はしたくありませんが、お金が不自由するのも、あるいは人生に難問が降りかかってくるのも、みな自分自身の思いと行動の結果ですよ。

木像も下駄もよくよく見ますと、同じ1本の木で彫られていますが、木像に彫られた木は人に拝まれ崇められ、下駄に加工された木は人の足に踏まれます。



一本の同じ木から作られたのに、大勢の人から丁重に扱われる木像になったり、あるいは彫り方によっては、人の足に踏まれる下駄になったりもします。

人間もこれと同じで、仏像になるのも下駄になるのも、決して他人が彫っているのではなく、あなた自身が心のおもむくままにセッセセッセと彫って、今あるあなたの生活状態を形作っているのです。

あなたも、高次元の幸福が舞い込むような仏像を、次のことに留意し彫ってみましょう。


① 名位にとらわれないこと
 ・ 名声とか名誉というのは頼りないものであり、これらの名位

   が天から授けられるのならまだしも、人間が評価して与える
  ような名誉など、その時その時で、変わってくるものです。

② 悪衣悪食を恥じないこと

 ・ みすぼらしい服装をしていることや貧しい食事を恥じと思
  うような人は、までまで一人前の人間とは言えません。

③ 寸暇を惜しむこと

 ・ 学問をするには、暇がないということはなく、仕事に打ち
  込むことでも、机に向かっていることだけが仕事ではありま
  せん。いつでもどこでも頭を働かせることは可能であります。

④ 争わないこと
 ・ 他人との争いほど自分の心に毒を積むものはありませ

  ん。争いで勝っても、相手の恨みの念を買い、いずれは
  自分自身に跳ね返ってくるものです。

⑤ 志は満たさないこと
 ・ 何ごとも腹八分目がよく、志を達成すれば、そこから

  堕落の始まりとなります。

⑥ 日に三度、我を顧みる
 ・ 昔から人のフリ(人の言動など)見て、我がフリを直

  せという言葉があります。これは論語に出ている言葉
  ですが、あの孔子さまでさえ、日に三度は反省したと
  いうのに、我々は日に何回反省しているでしょうか。


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