2015年2月27日金曜日

現代の科学社会の中で本当に開運法などあるのでしょうか?




わたし自身、四柱推命学を長年研究してきましたが、人から「本当の開運法はありや否や」と正面から尋ねられますと、即座に、「ない」と答えるしかありません。

開運法というのは、さかのぼれば、石器時代はいうに及ばず、平安時代でも現代の世でも、加持祈祷、おまじない、四柱推命、占星術、姓名判断、手相など、各種さまざまな開運法が説かれています。

しかしながら、われわれの衣食住に伴う生活水準は100年前に比べ格段に高くなっていますが、自殺する人は減るどころではなく、経済苦、生活苦、ストレスによるウツ病などにより、年々増加しており、さらに中学生や高校生のいじめによる自殺なども世間を騒がせているのが実情であります。


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これほど飽食の時代になったと言われているのに、人の心の悩みは尽きがたく、とても開運法があったなどとは思えません。

もし、過去に世に言う開運法があったとするなれば、現代のこの世に、不幸な人などは誰もいないはずであり、不幸を抱えている人がいるとしたら、逆にいえば、開運法はなかったという証明にしかなりません。

ある人は、100年前と比較して、病気で命を落とす人が減少し、寿命も延び、また、生活レベルも相当上がったのだから、開運したと言えるのではないかと言うかもしれません。
これは開運の結果などとは到底言えません。

寿命が延びたり、病気で死ぬことがなくなったのは、人類の勤勉さとたゆまぬ努力によって医学が進歩したのであり、経済力も国を挙げて経済対策を推し進めた結果であり、決して開運によって、個人の寿命が延びたり、あるいは、個々の家庭の生活力が豊かになったのではありませんので、誤解しないことが大切です。

なぜ、開運法がないかと言えば、それは人間が考えた産物であるからであり、本当の開運法があるとすれば、それは人間を作った造物主である天なり神に聞くしかないと思いますが、残念ながら、天とか神に直接教えを乞う手段がない以上、開運法など知るよしもありません。

要は、この世に本当の開運法がない以上、あまり変な方向に走らないことが肝要で、よく五行の水が不足していたら、一日に何リットルも水を飲めとか、あるいは、五行の土が不足していたら、黄色の服を着よとか、変なことを言う占い師もたくさんいますが、そんなことに惑わされないようご留意ください。

本当の開運法というのは、非常に身近なところにあり、天はあれこれと指図しなくても、みなさん一人一人に良心を植え付けていますので、何も迷うことなくその良心に従って生活すればよいだけです。


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