女の気持ちが高揚したところを狙い撃て

男と女は、「凸」と「凹」の関係で、若い男女が二人になれば、かならず肉体的につながろうとする気持ちが、自然と湧いてくるものです。

まったく見知らぬ同士でも、狭い空間に男女二人がいれば、性的に高ぶってきますが、それが恋人同士であるなら、なおさら高ぶりは大きくなるものです。

ただ、女性のほうは、体は火照っても、心はそれを鎮めようと、かえって警戒心が強まって、男からの誘惑には乗りにくくなるのです。

男にとって皮肉なのは、この女性の警戒心が緩むのが、だいたい男と別れた直後であります。男の気持ちの高ぶりは、女性と別れてしまえば、すぐに収まったりしますが、女性はタイムラグがあるため、一度火がついてしまうと、彼と別れた後もいつまでも余韻が残って興奮が高まってくることがあります。

ですから、女性は彼と別れて、自分の部屋にもどり、そしてゆっくりとベッドに腰をおろした頃が、いちばんモヤモヤした気分で心が不安定になっています。

男としては、このタイミングを見計らって、再度、彼女のケータイに電話して、「もう一度急に会いたくなったから、今からキミの部屋に行ってもいい？」と強く要求するのです。

彼女の警戒心は解けているのに反比例して気持ちが高まっていますので、たまらず、彼の誘いに乗って部屋にいれてしまうことがあります。

ただし、そのためには、デート中も彼女を冗談交じりにホテルに誘ってみるなどして、彼女の心を少し刺激しておくのが効果的で、そうすることで、部屋に上がりこみやすい雰囲気を作っておくのです。


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