2014年11月4日火曜日

忙しいから疲れるというのはウソ

「最近どうも眼精疲労でやる気が起こらないなあ」

「こう暑さが続いては、体がだるくて仕事の能率がサッパリだよ」

「やはりこの疲れは歳のせいかなあ」

おそらく一般のサラリーマンであれば、同じような悩みを抱えているのではないでしょうか。

周囲を見てみると、若いから元気があって、年齢が上がると疲労感が漂うなどということはなく、歳をとっていても元気な人はいくらでもいます。

ちょっと職場の中を見渡してみましょう。

20代や30代の若い人でも、疲労感が取れず、働く意欲が高まらないという悩みを抱え、ウツ状態になっている人も少なくありませんね。

朝の通勤電車に乗ったとき、乗り合わせたサラリーマンの顔をよくご覧になってください。ほとんどの人がクタクタで朝から気だるさがあるように見えませんか。

ぎゅうぎゅう詰めの満員電車ということを差し引いても、朝からげっそりとした顔をしている人が多いのは異様な光景です。

現代のオフィスは一昔前に比べて、仕事の負担を軽減するためのコンピュータによる効率化が進んだというのに、それがためにかえって余分の仕事が増えてしまい、サラリーマンの精神状態がますますゆとりを失い逼迫していくのは、なんとも皮肉なことです。

そのうえ、人間関係も自己中心的な人間が増えたため、人間関係に摩擦が生じやすく、そしてそれが生み出すストレスが肉体的・精神的な疲れを増幅させています。

ただ、日によっては、同じように忙しく仕事をこなしていながら、あまり疲れを感じないときもあれば、クタクタになってしまうことがないでしょうか。

これは、脳の感じ方によるもので、同じ仕事でも疲れてヘトヘトになるときもあれば、元気いっぱいで疲労などまったく感じないときもあるのです。

動き回って疲れを感じないこともあれば、ほとんど何もしていないのに逆に疲れてしまうこともあるでしょう。

考えてみれば不思議なことですが、それが実際のところです。

この大きな原因は、適性適職について仕事をしているか、生活のために仕事をしているかによるもので、本当に仕事の好きな人は、徹夜をしても疲れを感じないものです。

一方、高い給料のみで就職口を見つけた人は、仕事に対する考え方が全く違うため、何をやってもいやいやすることになり、疲れは倍増するのです。
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