プラスに対してマイナス、陰に対して陽、天に対して地、右に対して左、東に対して西、幸福に対して不幸、男に対して女、など数え上げるときりがないほど、そういう言葉が満ち溢れています。
古代の人も身近なものから宇宙規模にいたるものまで、あらゆるものに二面性が潜んでいることを気づいていたし、その中に法則性を見出し、陰陽の法則と表現したのです。
一番身近で分かりやすい例で言えば、やはり男と女ですが、昔から男を陽、女を陰として分けられ、体の特徴も精神面も相反するとなっています。
肉体的には、女の性器は外から見えないようにできており、男の性器は露出しています。精神面についても次のように対照的になっています。
女…柔、静、和合、優しさ、引力、内向的、保守的、受動的、消極的
男…剛、動、闘争、厳しさ、斥力、外交的、進歩的、能動的、積極的
などです。
ここで、重要なことは、陰と陽はお互いに切っても切り離せられないものであり、二象は一態(いったい)であるとか一対(いっつい)であると言います。
これは、どういうことかと言えば、二つのものが同時にあることで片方が理解できるということであり、あなたが「男」であると理解できるのは、「女」という存在があるからです。もし、「女」という存在がこの世の中でいなかったら、自分が「男」であるという認識は成り立たないでしょう。
哲学的には・・・続きはこちら
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